インアウトバウンド仙台・松島
マネー名:竈コイン
業種:自治体
URL:https://blog.pocket-change.jp/gamacoin/
竈コインは、宮城県塩竈市で使える飲食店やお土産物屋でのみ利用できる地域通貨です。 地域通貨の発行主体は、官民連携組織「仙台・松島復興観光拠点都市圏DMO(観光地域づくり推進法人)」の事業運営主体「インアウトバウンド仙台・松島」(仙台市)。JR東日本がベンチャー企業を支援する事業の一つとして実験で期間は1年間です。 竈コインは塩竈市内でのお食事やお買い物など、スマホ一つで塩竈市を楽しむことが可能です。使い方は、スマートフォンアプリをダウンロードして、専用チャージ機から竈コインをチャージするだけ。 決済手数料の一部が地域に還元されるモデルで、竈コインを使うことで地域の発展に繋がります。 ※実証実験の期間満了に伴い、竈コインも2021年3月をもってサービスを終了
スマートフォンアプリベースの地域通貨であるためプッシュ通知などでユーザーに地域の最新情報を届けることができます。これによって地域通貨利用者との繋がりを持ち続けることができ地域へのリピーター増加に役立てることができます。
pokepayなら、日本円だけでなく外国貨幣にも対応した専用チャージ機があります。観光産業を成長させる上で無視できない存在であるインバウンド旅行客でも手軽にチャージすることができます。
塩竈で地域外のお金を利用することをスムーズに促すことが可能です。
竈コイン利用者は、レジに設置されたQRコードを読み込むかもしくはペイレジで決済を行うことができます。ペイレジは、QRコード決済とスマホタッチでの決済の両方に対応。導入店舗は非常に簡易な操作で決済を完了させることができもちろん現金のやり取りやサインは必要なく、システム上ですべてが完結します。
pokepayのポイントシステムの仕組みを活かし初回ダウンロードのユーザーに対して竈コイン経済圏で使えるポイントを付与し、利用を促進するキャンペーンを塩釜のみなと祭りにて行いました。 みなと祭りでは、竈コインブースを出展し、ユーザーの利用促進、利用体験を増やすキャンペーンを行いました。
いつものお店での普段のお支払、 お寿司屋さんでのお食事、 市場やお土産屋さんでのお買い物が、 スマホ1つで楽しめます。
お財布や鞄の中のジャラジャラした小銭や、 海外旅行で余った外貨を、 電子地域マネーに変換して、 お得に、便利に、地元に貢献。 また、余ってしまった地域マネー残高は、 Suicaにチャージすることもできます。 ※「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
支払い手数料は外部ではなく「地域」「地元」に支払い 地元に貢献・還元
pokepayをどのように活用しましたか?
DMO候補法人としてマネジメントする塩竈市で利用できる地域通貨「竈コイン」(ガマコイン)の発行手段として活用しました。
ペイメントシステムを導入するに当たって、どのような狙いがありましたか?
DMOの事業テーマであった「キャッシュレス」化を、地域通貨導入として取り組むことで、地域創生・活性化に繋げたいという狙いがありました。
また、クレジットカードや一般的な電子マネー導入ではなく地域通貨とすることで、加盟店からの決済手数料を地元地域の観光に再投資し、地域・地元の方だけでなく、訪日外国人を含む観光客にも便利に使える地域通貨とすることで、観光収入を増やしたいという狙いもあります。決済データを取得することで、観光事業の活性化に繋げたいですね。
地域通貨を成功させるコツについて詳しく知りたい方はこちらから
pokepay導入をきめたきっかけはなんですか?
導入に際する初期費用が無料で、大きな投資がなくスタートできたことと、竈コインの余った残高をSuicaにチャージできるため、観光客にとっても地域通貨を入手するハードルが低いと思ったからです。 また、外貨現金からチャージできるチャージ機があるため、訪日外国人にとっても入手しやすくポケットチェンジ社の有する電鉄会社や航空会社、空港などとの提携各社と協業が可能だと考えました。
pokepayを導入してみて、どのような効果がありましたか?
地域通貨だったからこそ、キャシュレス導入にあまり積極的でなかった地元店舗にもキャッシュレスが浸透したと思います。また、外貨現金チャージが可能なこと、余った残高をSuicaに交換できることから、観光客にも便利に入手・活用してもらえました。
今後どのように活用していきたいですか?
観光客や地元地域の人に更に便利に使用してもらうため、市内の各種お祭りなどでも使用可能にするなど、利用可能場所を増やしていきたいです。塩竈で使うなら一番「竈コイン」が便利でお得、となるように、加盟店と協力しながらユーザー向けの特典などを充実させていきたいですね。 地域通貨導入によって得た各種知見を塩竈市以外の都市にも横展開して地域活性化を図っていきたいです。